『音符と昆布』 市川由衣インタビュー

2008.01.15

普段のテンションを保ちながら、アスペルガー症候群の姉・かりんを受け入れていきました
出席者:市川由衣
『音符と昆布』 市川由衣インタビュー
フードコーディネーター・小暮ももは、古びた大きな木造の一軒家に作曲家の父親と二人で暮らしている。父親は多忙で家をあけることが多く、ももはいつも一人ぼっち。そんなももの下に、姉と名乗る女性が突然現れた。しかもその姉・かりんは、普通の人と様子がちょっと違う。
アスペルガー症候群というハンディを持つ姉の来訪とその行動に、戸惑いながらも少しずつ受け入れていく妹・もも役を演じた市川由衣さんに、作品についてのお話を聞いた。


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脚本を最初に読んだ時の印象は? また仕上がった映画の感想をお願いします。
■市川由衣(以下市川):「初めに読んだ時はアスペルガー症候群の姉が出てきたり、私自身がやっているももという役が鼻が利かなかったりとかして、最初に台本を読んだ時は暗いなって(笑)。
でも出来上がった作品をみたらすごくポップでテンポも良くって、音楽がまたすごく作品を盛り上げていて、自分が思っているより明るくなっているなと思いました」
ももは生まれつき嗅覚のない役柄ですが、どうやって役作りをしていきましたか?
特に「味覚」の部分で気をつけて実践したことがあれば教えて下さい。

■市川:「鼻をつまんで何かを食べてみたりとかはしたんですけど、あとはそれ(鼻が利かない)がもう当たり前になっているということで、何気ないところでそれが出せたらいいなと思ってたので…ストレスを感じた時にポイントポイントでレモンを食べている設定だったので、レモンをガブガブがつがつ(笑)。
本来なら酸っぱいという感じになってしまうと思うんですけど、それをガツガツ食べるように心掛けました」
「もも」という役柄について井上監督からはどう演じてほしいと言われましたか?
■市川:「『自然体で』って言われました。ももは受け身なので、そのままの普段の自分のテンションでいいって言われてて。あとはシーンごとに話合いとかはしたりしました」
「かりん」を演じた池脇千鶴さんの印象は?
■市川:「池脇さんはお会いする前、私がデビューする前からずっとファンだったんですよ(笑)。
だから会えるのをすごく楽しみにしていて、で、お会いしてみたら本当に気さくな方で私もすごくお芝居を観ていても本当にかりんにしか見えなくて、役に入り込む方なので本当にすごいなと思いました。共演して、もっとファンになりました(笑)!」
父親役の宇崎さんとの共演は?
■市川:「宇崎さんも初めてお会いしたんですけど、なんかこう言ったら失礼かもしれないですけど、結構自由な父親の役で、その感じがすごく合っていてかっこいいなと思いました」
撮影中、最も楽しかったエピソードを教えてください。
■市川:「撮影が短かったので、毎日本当にみんなと一緒にいて、すごく現場が楽しかったんです。池脇さんとは空いている時間にお話ししたりとかしてて、全然お芝居の話はしていないんですけど…(笑)。「どこのお店がおいしい」とか「普段何してる?」という話をしているのが楽しかったです(笑)」
逆に最も苦しんだことは?
■市川:「苦しんだこと!? …そんなにないですね。全部を通して難しかったんですけど、本当集中してできたし、監督が脚本も全てやっているので監督に聞けば、自分が本当に悩んだ時も相談すればなんとなく答えが見えてきて、それがすごく面白かったです」
ももが「火星人」と称するかりんの「アスペルガー症候群」という障害が映画を通じて1つテーマになっていますが、撮影前にこの障害について何か学びましたか?
また、撮影を終えてみてこの障害に対する見方は変わりましたか?

■市川:「そうですね、なんか特にこれをやるからといって調べたりはしなくて、そういう人が学生の頃だったりとか身近にいたりとかしたんですけど、すごく純粋だなって思ってて…。
この作品をやるにあたって、色々調べようかなって思ってたんですけど、ももは逆に受け入れる立場というか、初めは「えっ?」って引いている立場だったので、この役をやるにあたっては特に勉強はしなかったです」
ももの家の中は非常にカラフルでしたが、映画の中でのお気に入りのセットや衣装は?
■市川:「本当にカラフルで、ビタミンカラーとか使ってて、すごくかわいかったんです。私が個人的に好きだなと思ったのが、ももはフードコーディネーターなので、キッチンがすごく物が揃ってて…料理しやすそうだなって思いました。
あと、衣装は基本的に私はビタミンカラーのものを着ているんですけど、全部を通してすごくぱきっとした色合いで自分的には好きな感じでした」
今後、女優としてどんな映画に挑戦していきたいと思っていますか?
■市川:「ジャンルでいうとまだまだやったことないものも多いんですけど、コメディをやってみたいです。しかも思いっきりコメディなものに挑戦してみたいです」
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『音符と昆布』
配給:エピックレコードジャパン
公開:2008年1月26日
劇場情報:シネマート六本木ほか全国にて順次公開
公式HP:http://www.onkon.jp/
(C)音符と昆布 製作委員会



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