『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』要潤 インタビュー

2007.12.14

“お笑いが要潤の新境地!?”
出席者:要潤
要潤
週刊少年ジャンプで連載中の巻末ギャグマンガ「ピューと吹く!ジャガー」を実写映画化!映像化不可能といわれた原作を“深夜番組のカリスマ”と呼ばれ、数多くのバラエティを手がけてきたマッコイ斉藤が監督。主人公ジャガージュン市には、制作者サイドの「彼以外ではジャガー役は不可能」と熱いラブコールによって実現した要潤!「実はお笑いが大好きなんです。演技はほとんど素です」と、その外見とはギャップのありすぎるギャグで爆笑させてくれた要潤さんにお話を伺いました!


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完成した本作を観てのご感想をお聞かせください
■要潤:「終始僕は笑いっぱなしだったのですが、横をパッとみると“ボーッ”と観てる方もいて、「笑いのツボが違うとそれぞれの受け取り方も違うんだなぁ」と感じましたね」
要潤さん的にどのシーンが笑えましたか?
■要潤:「自分が出ているシーンでは殆ど笑わなかったんですが、小木さん(おぎやはぎ)とか、カルーセル麻紀さんの所で笑いましたね」
原作がすごくインパクトのある作品ですよね。出演が決まったときのご感想をお聞かせください。
■要潤:「ビックリしましたね!原作は以前から知っていたので「どうやって実写化するんだろう?これは漫画だからこそ面白いんじゃなのかな?」とか「自分だったらどう演じようか」と悩みもしました」
要潤原作が漫画なので「実写化はどうなんだろう?」みたいな考えもあったのでしょうか?
■要潤:「やっぱり漫画のテンポってあるじゃないですか。リアルじゃないテンポというか。それがこの作品の持ち味だと思ってるので。あとは絵とか、ありえない「ええええええー」とか書いてるコマが面白いのでどうやって実写化するのか興味はありました」
ご自身も笑いっぱなしだったと言うことで、実写化は成功って事ですよね
■要潤:「そうですね。実写と漫画とそれぞれの良さが出てると思います。“原作を超えた!”という言葉を使いますが、僕たちが漫画に余勢を駆ったら漫画を超えられない結果になると思うので、今回は完全オリジナルで行くことにしました。同じようなシーンはあるけれどもセリフは全く違うもので、アドリブとかも入れつつ。それによってオリジナルが“原作を超えた”って言葉に変わると思います。“超える”って事はそんな事じゃないですかね」
うすた京介先生(原作者)も撮影現場に来られたとの事ですが、どのような話をされました?
■要潤:「実は1シーンだけ出演されていて、トイレで用を足す青年を僕がジロジロみている所なんですが、実はその青年がうすた先生です(笑)。うすた先生は「感動した!」と仰ってましたね(笑)なんで僕をジャガー役に選んだのか聞きたくて、忙しい最中であまりハッキリとは言ってくれなかったのですが「この役は要潤さんしか出来ないと思ってた」と言ってくれました。すごく嬉しい言葉ですよね」
うすた京介先生の印象は?
■要潤:「意外に「普通の人なんだな~」と印象を受けましたね。原作が「ああ言えば、こう言う」みたいな感じなので、もっと変わってて偏屈な人なのかと思っていたんですが、控えめなでいい方でした」
本編を拝見させていただいて爆笑しちゃいました(笑)。“間”のとりかたとか上手いですよね。撮影に入る前に勉強したりされました?
■要潤:「“爆笑派”ですか、ありがとうございます(笑)。うすた先生のすごい所は、僕のこんな部分を知っている事ですよね。「なんで僕がお笑い好きなのを知っているんだ」と(笑)。ほんとお笑いが大好きでDVDとかも持っていますし、口外した事はないんですけどね。勉強したと言うよりは、自分の中に染む込んでいるものを初めて世に出したって感じです(笑)」
好きなお笑い芸人さんとかいらっしゃいますか?
■要潤:「僕はダウンタウンさん世代なので、ずっとダウンタウンさんは好きですね。あとお笑い芸人さんではないのですが、大人計画の宮崎吐夢さんが大好きです。最高ですよ。DVDも持っていますし、悲しいときはそれを観ます(笑)」
Pyu3“お笑い好き”というのが意外でビックリしました。撮影ではアドリブも多かったとお聞きしましたが、アドリブだからこそ逆に難しかったことはありますか?
■要潤:「アドリブをやりすぎて「ジャガーさんじゃなくなるんじゃないか?」と思い、その境目をどこに置くかが難しかったです。冒頭くらいのシーンで笛を“カンッ、カッ、カンッ”と叩くシーンは全部アドリブで、原作にも笛を吹かないで叩くシーンがあって僕が監督に「このシーンは是非やりましょう!原作ファンの方も喜びますよ!」と言ったら、「いいよ。ただ、全部アドリブで」と言われ、しかも撮影の前日に。疲れていたし考えるのも面倒で何も考えないで現場でやっちゃいました。そしたらあんな事になっちゃったんですけど(笑)。あのシーンはかろうじてジャガーさんぽく見えたから良かったですけど、ジャガージュン市という存在を初めて分かってもらうシーンなので、何回も納得いくまで撮り直しました。その辺のアドリブで自を出すか、役になりきるかって所を悩みましたね」
小木さん演じるハマーのセリフに、思わず素で笑っているシーンがありますよね。あのシーンはアドリブだと思いますが、やはりお笑い芸人さんとあってアドリブが上手かったですか?
■要潤:「コントでもそうらしいですが、本番で力を発揮させる・爆発させるってのが身についているらしいです。僕らはテストからしっかり芝居をしていく感じなんですけど。でも、小木さんの場合はセリフが覚えられないからアドリブにしてるだけで(笑)。あのシーンで小木さんのセリフは9行あって、小木さんに「覚えられるんですか?」と聞いたら「覚えられるわけないじゃん!」って(笑)。なので「どうするんですか!? じゃ、最後の1行だけでいいんで言ってください。そうしないと僕のセリフに繋げれないんです!」と言ったら小木さんは「いや~、それもできるかな~」と返されました(笑)。そんなのがあってあのシーンが完成したんですよ。小木さんは「真っ白になってからが勝負だ!オレは絶対にセリフが飛ぶんだ!飛んでから勝負なんだ!」と常に言っていましたよ(笑)さんざんアドリブが長いので「早く言えよ、早く言えよ」と思ってたら可笑しくなっちゃって。
お笑いってどこで笑うかすごく難しいじゃないですか。芸人さんがつい笑っちゃったから見ているこちらも笑う。そんなのをやりたかったんです。映画を観ている人は「あ、要潤笑っちゃってるよ」と、観ている本人も笑ってしまうと思います(笑)」
他にアドリブでやっているシーンはありますか?
■要潤:「バットで頭を小突くシーンは本気でやりましたね。本気で痛かったと思いますよ!監督も「イタイ、イタイ・・・、そんなのはいらない。本気で痛がっているが欲しいんです!」と、すげー監督だなと思いながら初めて会った人を“パコ、パコッ”と殴って(笑)。ピヨ彦も殴るのですが、あれは本番だけで声が出ないくらい痛がっていました。「全員死ね!」と言うのはアドリブです。死ねとか言っちゃダメですよね(笑)」
現場はどうでしたか?楽しそうな雰囲気に思えますが。
■要潤:「そうですね。みんな集まってモニターチェックして笑ってたり。みんなでモニターチェックするってあんまり無いんですよ。楽しい現場でした」
ジャガージュン市を演じるうえで気をつけた事はなんでしょうか?
■要潤:「極力“素”でいることです!極力声も張らず。役者ってどうしても演じるスイッチがあるんですよ。それを常にOFFにして、セリフもスーっと流れるような感じで出るまで読み込みました。「演じてます」ってのを見せないようにするのを気をつけましたね」
所々に名作のパロディシーンがありますよね
■要潤:「ふえ科の授業でペンキ塗りをするシーンは『ベスト・キッド』を全く同じセリフでやってますし、火鍋のシーンはブルース・リーで(笑)。あれは現場に入ったときに「今日はこの撮影をします」と言われ原作を観せられました。「あー、ったったた」はミヤギさんのセリフをそのまんまやりました。生卵を飲むシーンは『ロッキー』で、冷蔵庫から卵を取り出すのも全く同じタイミングだし、仕草も同じです(笑)。知ってる人が見たら「おおお!」と思うかもしれません!」
Pyu1ジャガージュン市のボケはピヨ彦の過剰なツッコミがあるからこそ成立すると思います。現場での要潤さんと大村学さん(ピヨ彦役)とのコンビネーションはどうでしたか?
■要潤:「彼はほんと繊細で可哀相なくらい悩んでいたんですよ。なので「もう悩むな!取り合えず大村くんをそのまま出せばピヨ彦になるから。」とアドバイスしました。そしたら彼は開花しましたよね(笑)。ものすごくいい芝居をするようになりました。芝居では“かけあい”みたいなのはまだ出来なかったので、僕が彼のリアルな芝居を引き出す感じでしたね」
この映画通して要潤さんが得たものとは!?
■要潤:「なんですかねー(笑)。笑いに関しては寝れないくらい頭抱えたので、笑いの法則みたいなのは獲得出来たんじゃないでしょうか。お芝居でも役に立つと思います。まぁ、こうして皆さんのように「爆笑しました!」と言ってくださる方もいれば、「どこが面白いの?」と反応する人もいます。リアルな反応が聞けるってのも嬉しいですね」
来年『ドラゴンボール』が実写化されますが、今後要潤さんはどの漫画の実写化を観てみたいですか?
■要潤:「僕は『スラムダンク』ですね。ほんとに大好きで僕が“流川楓”を演じるんですけど・・・(願望)。あれは絶対に映画化した方がいいですよ」
桜木花道は誰がいいでしょうね?
■要潤:「ちょっとハジケた体育会系の方がいいですよね。・・・荒川良々さんなんてどうでしょう(笑)」
こんなに笑いの絶えないインタビューは初めてでした。要潤さんのジャガーさんぷりは
本当に必見ですよ!それにしても要潤さん面白すぎます(笑)
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『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』
配給:ハピネット
公開:2008年1月12日
劇場情報:アミューズCQN、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
公式HP:http://www.liverp.co.jp/jaguar/cinema_top.html



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