『クローズZERO』 初日舞台挨拶

2007.10.29

嵐を呼ぶブラック軍団!『クローズZERO』のスタートは爆笑の舞台挨拶!?
日時:10月27日(土)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇者:小栗旬、やべきょうすけ、高岡蒼甫、山田孝之、高橋ヒロシ(原作者)、三池崇史(監督)
『クローズZERO』 初日舞台挨拶
台風が接近し雨風が次第に強くなってきた新作映画の封切りラッシュの週末、累計発行部数3200万部越え達成の伝説の不良漫画「クローズ」の1年前のエピソードを完全オリジナル脚本で映画化した話題の『クローズZERO』も初日を迎えた。
その初回上映後、舞台挨拶に顔を揃えたのは悪くてカッコイイ男たちを演じた小栗旬、やべきょうすけ、高岡蒼甫、山田孝之のメインキャストと、三池崇史監督、そして原作者の高橋ヒロシ氏。
「カッコイイ!」と黄色い声が飛び交い、まさに野郎どもの映画に、女子興奮(!)の図式が成立した劇場内で展開されたのは、なんと“ワルメン”たちの爆笑トーク。“クローズ”仕様の黒だるまも登場し、ファンには嬉しいサプライズありの舞台挨拶となった。


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まずは、ワルメンたちを束ねた、日本が誇る鬼才・三池崇史監督からご挨拶
■三池:「本来ですと、製作総指揮、現場を仕切っておりました山本又一朗プロデューサーが、まず製作の経緯から今日までの流れをご説明する予定だったのですが、風邪が流行っております。プロデューサーが風邪で声が出ない状態になりまして、いきなり自分が最初に喋るということで非常に緊張しております。
雨がだんだん激しくなるようですから、お帰りに濡れて風邪ひかないように気をつけてください。映画を観たあとですから、気持ちはみんなと一緒にずぶ濡れになっていると思いますが。もし、なんだったら、帰りに劇場の外で傘をこうして(と、映画のシーンのように放り投げる仕草)気分を味わっていただけたらと思います(笑)」
これまで試写をご覧になった方の感想には、見終った後、爽快な気分になるというのが多かったんですが、それは監督の狙いどおりですか?
■三池:「普段あまり爽快にならない作品が多いので(笑)、溜まってたものが上手く作用したのかなと思ってます」
続いて、伝説のコミック「クローズ」の生みの親、原作者の高橋ヒロシさん
■高橋:「先日の『東京フレンドパーク』で約一人、跳べない奴がいましたが(笑)、この映画はバシッと跳んでますんでよろしくお願いします」
高橋さんは連載当時から映画化のオファーをことごとく拒否なさってきたそうですが、今回、ようやく映画化、公開ということになりました。今のお気持ちは?
■高橋:「断り続けてきたから、今、この素敵な皆さんに会えたわけで、断ってきてよかったなと思ってます」
では、キャストの皆さんにもご挨拶をお願いします。まず、鈴蘭男子高校、3年転入生、前人未到の完全制覇に挑む滝谷源治役の小栗旬さん
■小栗:「本日はありがとうございます。ついにこの時が来たなという感じで、うれしいです、ただただ。映画を観てくれた後なので、いかがでしたか?(客席から拍手!)ほんとによかったです。今年の4、5月に撮ってたんですけど、みんなと仲良くなり、だけど、いい意味で刺激し合い闘ってここまで来て、やべきょうすけが男になり、ほんとに良かったです」
原作の「クローズ」もお好きで、非常に気合いが入っていたそうですね。入魂の『クローズZERO』公開初日を迎えての率直なお気持ちは?
■小栗:「もちろん自分も中学校のときから読んでいた漫画でした。それでも、やべさんや高岡くんに比べたら愛が足りないんじゃないかと思う部分もありましたが、現場でみんなが支えてくれ、自分にとっても全部ぶつけられた作品になってると思います。もう言うことないです。あとは、こうしてたくさんの皆さんに観てもらえたら」
続いて、源治に夢を託す鈴蘭OB片桐拳役やべきょうすけさん
■やべ:「本日は皆さん、お足下の悪い中ですね、集まっていただき非常に感激しております。正直、もう泣きそうでどうしようもなかったりするんですけど、(すかさず、隣りから小栗さんがちょっかいを出す!)やめなさいっ、もう…。
本来であれば天気で晴れ晴れとした中で観に来ていただければ一番よかったと思うんですが、台風接近しておりまして、逆に、映画の中では男たちが闘う様がどしゃぶりのシーンになってますので、『クローズZERO』らしいのかなとも思います。ほんとうにここまで来るのに皆様のたくさんのお力があって、私も役者として17年やっておりますが、このような晴れ晴れしい舞台に立てるのも初めてでして、先程、小栗くんも言ってくれましたが、撮影当初から、必ずやべきょうすけを男にすると言われて、その背中を一生懸命追いかけてきたような気もします。年齢は割と年上の方になるんですが、ほんとに若い役者陣、素晴らしく気持ちの通った熱い男たちです。僕個人としては、一番最初に片桐拳、パンパンパンと撃たれてですね、冒頭で終わっちゃうのかなっていうところで、生きていてよかったなと思っております」
やべさんはこの作品の映画化実現に向けて最初から携わってらしたそうですが、長い道のりを経ての初日となりましたね。大変でしたか?
■やべ:「今にしてみると、大変だったこととか、忘れさせてくれるような気になりますね。仲間たちにも出会えたので、よかったんですけど。やはりどこかで原作者である高橋さんの描く世界観をより多くの人に観ていただきたいなと、男が男として人として痛みだとか傷や成長、そういったものがすべて描かれた作品なので、やはりこういったものはきちんと映像に残しておきたいという思いがありましたから。まあ、ほんとに、ええ、ちょっと、涙腺がギリギリなので勘弁してやってください」
続いて、鈴蘭No.1のクールな切れ者伊崎瞬役、高岡蒼甫さん
■高岡:「ほんとうに今日は雨の中、こんなにたくさんの方に集まっていただき感無量でございます、へへへ。
最初は小栗旬と山田孝之というキャストを聞いて、俺の理想の「クローズ」じゃねぇなって、正直、ぶっちゃけ思ってたんですけど、撮影が始まる前に、旬と飲んだり、孝之と一緒にアクションの練習をしてゆく中で、2人の本気さがものすごく伝わってきて、一番最初に冒頭で僕が小栗旬くんと対峙するシーンがあって、彼が僕の兵隊たちをボコボコボコボコなぎ倒してゆくシーンがあるんですけど、そこのシーンからクランクインしたんですよね。
で、俺はほんとに大丈夫なのかなって、旬のことは昔から知ってて、不良なんかにはなれないような奴だったから心配してたんですけど、そのシーンのときに、旬がどんどんどんどん立ち向かってきて、映画とリンクしちゃって、ほんとにこいつのことを男にしたいなっていうか、担ぎたいな、こいつの映画にしたいなって思って、それからどんどん楽しくなって、『クローズZERO』を大っきいものにしたいなという気持ちになって。で、孝之が登場して、小栗旬はこんな背でっかいですけど、孝之はこんな140cmしかないし(場内、爆笑!)、どうやって対決するのかなって思って見てたんですけど、ほんとに目が怖くて、この2人の「クローズ」なんだろうなと思えて、目茶苦茶気分も上がってって、高橋さんの原作にも泥を塗りたくなかったし。
やべさんがみんなのことを持ち上げてくれて、撮影のない日もずっと現場に来てくれて見守っててくれて、それをまとめる三池監督がいて、こんなすげえメンバーって奇跡的だなって思っちゃって。それだけで、感無量でしたね。このメンバーでできてすごく幸せでした」
地方キャンぺーンに飛び入り参加をされたりもしたそうですが、初日を迎えてのお気持ちは?
■高岡:「感無量です」
鈴蘭の最大勢力、芹沢軍団のリーダーにして頂点に最も近い男、百獣の王、芹沢多摩雄を演じたのは山田孝之さん
■山田:「蒼甫くんが言ったように僕は143cmしかないのに(場内、再び爆笑)、この自分をどう強く見せるか(笑)…。最初、三池監督や山本プロデューサーに会ったときは、不安だということばかり言っていたんです。三池さんに、大丈夫だよ、目、イッちゃてるもんと励まされて、俺、できると思いました。そっから始まって、アクションや音の面で、なんとか強そうに見せてもらえて。
出来上がりはまだ2回しか観ていないんですが、ま、強そうに見えたかな…と思ってはいるんですけど(場内、拍手!)。
それから、上映前の挨拶だと、僕、こういう感じなんで、そのあと映画を観て、さっきは、なんかアンニュイな感じだったのにとか(場内、三度爆笑!)、ほんとうはあんなんだろうなっていう思いがよぎったらどうしようって不安もあったんで、一応、強そうに(顔をしかめて)してたつもりなんですが、今日はしなくていいので、えー、はい」
山田さんは今回初めて本格的なアクションにも挑戦され、今まででもっとも楽しい撮影現場だったとおっしゃっていましたが、初日を迎えてのお気持ちは?
■山田:「そんなにいろんなところではっきり言っちゃっていいのかなと思うんですけど、最近。一番楽しかったなんて。じゃ、今まではなんだったんだって(笑)、思うんですけど、今までも楽しかったのは楽しかったです。もちろん楽しいだけじゃやってけないので、こっちも生活があるので(またまた場内爆笑!)、とにかく全部ひっくるめた中で心から楽しめた、それは多分伝わったとおもうんですが、楽しかったです、一番。言っちゃっていいですよね? 一番楽しかったです」
ここで映画の大ヒットを祈願して、『クローズZERO』モデルのブラックだるま3個に各自、絵心を発揮して思い思いの目を入れて完成。そ
してなんと、小栗さんと山田さんが目を入れた一体が観客のお一人にプレゼントされることに。
■やべ:「持って帰るの大変だと思うんですけどね。電車で来た方、申し訳ございません!」
“クローズ”=“CROWS”の“C”に初日の27日で、座席番号C27のお客様(女性でした!)に小栗さんから手渡されました。
では、最後にご来場の皆様、また、これからご覧になる方々に向けてメッセージをお願いします
■三池:「今朝から始まりまして、もう自分には、というか、撮影が終わって編集して音を着け終えたところで、監督であろうがなんだろうが、自分の手から離れて独り歩きをしてゆくものになっていって。恐らく日本で一番最初に観ていただいた皆さんにこうやって会って監督というのは終わってゆくものです。非常に興奮しております。この映画が皆さんに愛されて、いつまでも心の中に残る作品になることを願っています。どうもありがとうございました」
■高橋:「一度と言わず、二度三度と観てもカッコイイと思うので、皆さん、よろしくお願いします。明日、松本に帰って俺も映画館行きます」
■やべ:「フライング気味の発言をしたくなるので、言っちゃいますけど、できれば皆様の力によって大ヒットさせていただいて、僕は続きを観たいなと思ってます(場内拍手!)。なので、僕も自腹切って何度でも映画館行こうと思ってます。作品を観て気に入っていただいて続きができるよう共に願って祈っていただければと思います。よろしくお願いします」
■高岡:「今日が初日っていうことで、4月から撮ってきたものがお客さんの前へ出てお客さんのものになってしまうのが、ちょっと寂しかったりもしますけど、ここからどんどん盛り上げてもらって、ひとり、2人3人4人5人、10人くらいに宣伝してもらって、10回くらい観てもらって、このシーンのこのセリフを私は言えるよ僕は言えるよっていうくらいまで映画館に足を運んでもらえたらうれしいです。ありがとうございました」
■山田:「なるべく大勢の人に観てもらいたいんですが、僕たちは生の声をなかなか伝えることができないので、僕が今700人くらいの人に言うのは大変なんですが、皆さんがひとりずつ言ってもらえれば、すぐできることなので。そうですね、ひとり10人くらいは。面白かったと思った人だけでいいんで、ほんとに、あれだなと思ったら伝えなくていいです。もう素直に。ただ、ほんとうに面白いと思うし、みんなもそう思ってくれたと思うし。いい映画があると、ぜひ勧めてください。お願いします!」
■小栗:「蒼甫くんのトークは面白いなと思って聞いていて、色々思い出したら、雨の中で闘っているシーンで、伊崎が俺を助けに来てくれて、芹沢との“一騎打ち”まで俺が体を張って守ってやるよというセリフがあるんですが、実は本番で、芹沢との“イッキムチ”まではってなってたのをちょっと思い出して(笑)、ああ、あの頃から蒼甫くんは面白かったなって」
■高岡:「(笑いながら)関係ないじゃん」
■小栗:「ハハハ。今日はこの前に『王様のブランチ』という番組に出させてもらったんですが、僕が出る直前に『クローズZERO』の宣伝をやってまして、さっき始まったはずなのに、もう“大ヒット上映中!”になっていて(笑)、大ヒットさせないと嘘になっちゃうんで、皆さん、よろしくお願いします」
クールな表情とトーンを変えずに淡々と面白いことを言う高岡さん、最初から最後まで可笑しかった山田さん、役柄同様熱い男(しかも腰が低い!)やべさんに囲まれて、小栗さん、始終カラカラと笑っておりました。やべさん以外は映画の中とかなり違いますので、ご注意を。いえ、ご安心を。もちろん年季の入ったワルぶりでは、原作者と監督に敵うはずもありませんが…。
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『クローズZERO』
配給:東宝
公開:2007年10月27日
劇場情報:TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて
公式HP:http://www.crows-zero.jp/
(C)2007髙橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会
(C)2007TIFF
■あらすじ
不良の巣窟にして派閥抗争の絶えない鈴蘭男子高校3年に滝谷源治が転入してくる。どこの派閥にも属さず前人未到の鈴蘭制覇を目指す源治の究極の敵は、最大派閥“芹沢軍団”を率いる芹沢多摩雄。“百獣の王”と異名をとる芹沢と対決するために、源治は仲間を集め始める。
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■プロフィール
『クローズZERO』初日舞台挨拶小栗旬
1982年12月26日生まれ、東京都出身。183cmの長身と甘いマスクがはまったTVシリーズ「花より男子」でブレイク。舞台もこなし蜷川幸雄演出最新作「カリギュラ」にも主演する。主な映画出演作に『隣人13号』『あずみ2』『キサラギ』『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』など。
取材・文:齊田安起子



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