青春ロボットムービー 『ROBO☆ROCK』塩谷瞬 インタビュー

2007.10.23

“夢を掴んだとき、人は大きくなれる”
『ROBO☆ROCK』塩谷瞬 インタビュー
デジタルアニメーションの先駆者として確固たる評価を得ているGONZO。テレビアニメ、OVAをはじめ、『ブレイブ ストーリー』『アフロサムライ』など劇場映画も手掛けるアニメスタジオGONZOが初の実写作品は、青春☆ロボットムービーだ!監督・原案は『ブリスター!』の須賀大観。主人公マサルは、『パッチギ!』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、進境著しい塩谷瞬。ニラサワには劇団・阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一朗を配し、美波、本多章一、我修院達也、遠藤憲一など注目のキャストが勢ぞろいした。
今回は主人公ハギワラマサルを演じた塩谷瞬さんにお話を伺った。


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『ROBO☆ROCK』塩谷瞬 インタビュー『ROBO☆ROCK』は実写なのにアニメを観ているような感覚でした。本編を観てのご感想をお聞かせください。
■塩谷瞬(以後、塩谷):「確かにアニメを観ている様な感覚になりますよね。脚本を読んだ段階でかなりハチャメチャな感じで、“須賀(監督)ワールド”が出ていて面白い作品だと思いました。中々このような作品をやる機会がないので不思議な感じでしたね。完成した本編を初めて観たときは、「ああした方が良かった、こうした方が良かった」と感じて冷静には観れなかったです(笑)。基本は青春映画なんですけど、ハリウッド映画のようなCGもあったりと、とにかく楽しい映画でした」
マサルを演じてみて、また現場の雰囲気はどうでした?
■塩谷「基本ダメな男なので、そんなタルい感じの雰囲気を出して行こうと思いました。でも芝居がスローペースになるのは良くないので、いい感じのテンポを保つように心がけていました。ニラサワを演じた中山祐一郎さんは元々舞台俳優で、映画俳優とはまた違った演技をされるので毎日楽しかったですね。アドリブ合戦みたいなこともやって、監督が「もう塩谷君にまかせるよ」みたいな(笑)。マサルとニラサワが初めて出会うシーンなんてアドリブで5分くらい撮って、そっちの方が面白いんじゃないかと思ったんですけどね。みんなで「これ面白いよ!」となってたんですが、監督が真面目な方向に目覚めちゃって「あ、いや、これダメだよ!やっぱ普通にして・・・。」ってなっちゃって(笑)。ボツになったシーンではお互いがアドリブをかまし合って、言葉では中々説明しづらいんですけどニラサワは“来る演技”でマサルは“避ける演技”で。スタッフさんも演じる側も楽しんで撮影していました」
中山さんの演技観て刺激された部分などはありますか?
■塩谷「舞台出身の方なので演技でも違うアプローチをしていますよね。空気感も違うし、まず「面白いことをしよう!」ってなったり、動きがクイックで“どの動きを完結に持って行くか”とか考えながら動いたり、舞台って自分で編集点をつかんでいくものだと思うので、その辺の立ち回りが上手なんです。そのようにニラサワを作っていったので、逆にマサルはダラダラしたり、間を空けて突っ込んだ方がいいとか、本当に色々と勉強になりました」
アドリブが多かったようですが、逆に素の塩谷さんで演じた部分はありましたか?またマサルに共感できる事はありますか?
■塩谷「普段のお芝居よりダメ人間というかダメな感じでやっていました。素とは全然違いますよ(笑)。僕とは正反対の性格だと思うので、あんなダメダメだったら逆に楽しいんじゃないかなと思います(笑)。それでも基本的にマサルはいいヤツなので、熱い部分とか人に優しい・人の事を分かろうとする部分がマサルの良さですよね。そんなところや人間くさい所に共感できますね」
マサルが自分の夢を追うように、本作には「夢を諦めず追え!」というメッセージ性があると思いました。塩谷さん自身が追う夢はなんでしょうか。
■塩谷「これからも役者として生きていこうと思うので、自分を樹に例えると“年輪のように自分を大きく”していくのが目標です。自分は今まで夢や目標を叶えてきているので、この調子でこれから出てくる欲求も掴んでいきたいですね」
今の具体的な“欲求・野望”は?
■塩谷「いっぱいあって、半分は現実的になってきています。海外に行く事もそうだし、自分の作品をつくることもそうですし、好きな監督と仕事するのもですね。先日仕事が押してポン・ジュノ監督の撮影現場に行けなかったのがショックな出来事でした。韓国映画で一番好きな『殺人の追憶』監督なので・・・。会いたいと無茶苦茶願ってた事だったんですけどね。「2次会があれば呼んであげるよ」とスタッフさんに言われたんですけど、結局ダメで。まぁ、今回じゃなくてもいつか会えるだろうと信じています。来年ロバート・デニーロさんにも会いたいし。自分が想う夢は沢山あって、それが着実に叶っていきそうな感じはしています!」
最後に塩谷さんにとって『ROBO☆ROCK』とは?また本作を通じて感じたことは?
■塩谷「この作品のプロットとなったのが『ロング・アームド・モンキー』というタイトルなんですけど、脚本を読んでどんな作品なるか分かりませんでした。でもなんか『PARTY7』『鮫肌男と桃尻女』『SURVIVE STYLE5+』の様なちょっと飛んだ感じの作風で、アニメーションとか色んなものが重なって面白くなっていく作品なんじゃないかなと思い出演を決めました。
しかし他の仕事が重なってしまい、制作スタートまで1年も待って頂きました。監督をはじめ関係者の方にすごく感謝しています。
最初監督に「どのような作品にしたいんですか?コンセプトを教えてください。」と質問しました。そしたら監督は「地球上には色んな生物が生きていて、その中でたまたま猿だけが自分の夢や希望に手を伸ばしたんだ。それがテナガザルで後に人間に進化していく。だから『ロング・アームド・モンキーズ』というタイトルで、そんな夢を掴む作品を作りたい。」と、それをすごい面白いと思いました。紆余曲折して『ROBO☆ROCK』という新しいタイトルになったんですけど、本質的なものは何も変わってないし、マサルっていう主人公は漢字にしたら“真猿”ってなるんじゃないかなって(笑)。
だからある意味、ダラダラ動物的本能で生きる暮らしもあれば、夢とか知恵を掴みたいと思う気持ちもいっぱいで、それ掴んだときに人は大きくなれるんじゃないかなと『ROBO☆ROCK』を通じて感じましたね」

スタイリスト:黒田匡彦
ジャケット \59,850
シャツ \16,800
パンツ \26,250/以上 [FranCisT_MOR.K.S] フラン シスト・モークス
ブーツ/(本人私物)
その他/(スタイリスト私物)
■ FranCisT_Mor::K::S.gallery-shop
(フランシスト・モークス ギャラリーショップ)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-12
TEL:03-5772-8778 FAX:03-5772-8779

http://mor-k-s.com

通信販売/可
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『ROBO☆ROCK』
配給:アステア
公開:2007年11月
劇場情報:Q-AXシネマほか全国にて
公式HP:http://roborock.jp/index.html



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