『幸せのレシピ』キャサリン・ゼタ=ジョーンズ記者会見

2007.09.20

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、“幸せオーラ”振りまく『幸せのレシピ』来日記者会見
日時:9月19日
場所:パークハイアット東京
出席者:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
『幸せのレシピ』記者会見
仕事もプライベートも、自分の決めたルール通りに進めてきた女シェフ。だが姉の急死によって小さな姪が転がり込み、おまけに彼女とは正反対の陽気で楽天的な同僚が現れ、彼女の生活は急激に変化していく……。『幸せのレシピ』の主演女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、9月19日に来日記者会見を行った。
これまでまったく料理が出来なかったという彼女だが、本作のための特訓の甲斐あってプライベートでもキッチンに立つようになったとか。「夫(マイケル・ダグラス)には「結婚して7年、ようやく料理するようになってくれたね」って言われたわ。子供たちも私が料理することを喜んでくれているみたい」と語った。
また美しさの秘訣を聞かれたキャサリンは、「やはり内面の輝きが外側の美しさに出ると思うの。自分に自信を持つ事と、幸せでいる事。これが一番ね。後は、腕の良いヘアメイクアーティストのおかげ(笑)」とサラリ。
「女の幸せ」に支えられた彼女の美しさに、取材陣がすっかり魅了された記者会見でした。


Cheese_070926_03スゴ腕の女シェフを演じた本作出演後、プライベートでも料理をされているそうですね。ご家族の反応はいかがですか?
■キャサリン「今まで私は、「自分は料理が苦手だ」と思い込んでいたので、あまり料理をしてこなかったの。ところがこの映画の準備で料理の特訓を受けるうちにスキルが格段にあがり、自信がつきました。
夫(俳優のマイケル・ダグラス)」には「結婚して7年経って、ようやく料理ができるようになったね」と言われたわ。子供たちにも「ママは今まで、こんなに料理してくれなかったよね?」って言われちゃった(笑)。
もちろん映画の中のケイトほどのシェフぶりじゃないけれど、今は自信を持って料理を作れるようになったわ」
映画の撮影中、副シェフを演じたアーロン・エッカートさんは指を何度も切ってしまったそうですね。キャサリンさんはお怪我されませんでしたか?
■キャサリン「確かにアーロンは指を何度か切っていたけれど、私に言わせれば自業自得ね(笑)。私はとても慎重にやっていたから、指を切ることも火傷することも一度もなかったわ。
料理のブート・キャンプに初めて参加したとき、私はあまりにもナイフの種類が多いのでびっくりしてしまったわ。でもアーロンは皮のバッグを持参してきて、それを開くと14本ものナイフセットが現れたの。彼はわざわざ買って来たのよ。(彼の気合いの入りようにビックリして)まずはもっと簡単な、ソースをかき混ぜるとかそういうところからゆっくり始めましょう、と言ったのを覚えているわ。
撮影は、実際に厨房として機能するセットで行われたの。そこに何時間もいると、煙が充満してしまって、それが目にしみるので困ってしまったわ。次の朝に起きたら、タイソンと2ラウンドくらい戦った後のような目になっていたの(笑)。監督に「こんな目じゃ映画に出られないわ」と訴えたら、「何を言っているんだ、ここは厨房なんだから当然のことだ」と言われてしまったわ。
それから朝の7時から生魚のニオイを嗅ぐのも、キツかったわね(笑)」
Cheese_070926_06_3映画の準備中には、あるレストランでウェイトレスも経験されたと聞きました。その時のエピソードを教えてください。
■キャサリン「下積み時代にウェイター・ウェイトレスを経験した、という俳優さんも多いけれど、私はまったくの初体験だったの。でも私が実際にウェイトレスとしてお店に出ても、ほとんど気づかれなかったわ。だって、私が「今夜のスペシャル」を説明している間も、お客さんの目はメニューに釘付けで、誰も顔を見てくれないんだもの(笑)。
でもさすがに一時間ぐらいやっていたら、「あの女優……キャサリン・ゼタ=ジョーンズに似ているって言われません?」って、ついに聞かれたわ。私は「ええ、よく言われます」と答えたけれど、さすがにその後は他のお客さんにも気付かれてしまったので、厨房に戻りました」
キャサリンさんが演じられた主人公・ケイトを、どのように思われますか?
■キャサリン「この作品は、本当に心あたたまるストーリーだと思います。だからこそこの作品に、とても心魅かれたの。ケイトは私がこれまでにやった、どの役とも違ったしね。でも仕事に対して完璧主義すぎるケイトには、私は共感できなかったわ。
とはいえ私も結婚する前は、ケイトほどではないにしても仕事に一途でした。撮影で「明日からアフリカに行ってくれ」と言われれば、まわりのことを何も考えずに身一つで飛んでいくことが出来たしね。でもケイトのようにいつしか自分の置かれている状況が変わり、生活も変わっていく。その中で自分が作っていた壁を取り払い、他人を受け入れ、愛を注ぐことがだんだん出来るようになっていくの。そうした彼女の変化には、自分自身の経験も重なってとても共感できました」
Cheese_070926_02_2姪ゾーイを演じた子役、アビゲイル・ブレスリンさんとの共演はいかがでしたか? ずいぶん楽しいシーンも、シリアスなシーンもありましたが。
■キャサリン「彼女は本当に素晴らしかったわ。スーパースターになるような、ものすごい才能の持ち主よ。それでいて素顔の彼女はちっともスレていなくて、とてもキュートなの。
シリアスでエモーショナルな難しいシーンも、彼女は本当に俳優として優れているので、とてもやりやすかったわ。
ファニーなシーンでは、彼女とまくら投げをする場面があったの。小さな子供相手だから、私も手加減しなきゃ、と思っていたわ。……何かあって訴えられたら大変だしね(笑)。でもアビゲイルときたら、最初から全力でまくらを投げつけてきたのよ! 劇中に「こうなったら、戦争よ!」というセリフがあるけれど、その後は私も遠慮せず、思いっきり投げつけていたわ(笑)」
本作の舞台は、ニューヨークのマンハッタンでしたね。このエリアについて、キャサリンさんはどんな印象をお持ちですか?
■キャサリン「私はニューヨークに家があるので、映画に出てくる地域(ウエスト・ビレッジ、グリニッジ・ビレッジの西部)はよく知っているわ。あのエリアは素敵なレストランも多くて、とてもクールでヒップな場所よ。
でも映画に出てくる「22 BLEECKER」は、スタッフが空き物件だったところに作った、架空のお店です。面白いエピソードがあるのよ。撮影のためにたくさんのお客さんが店内にいるのを外から見て、実際に観光客の人たちがお店に入って来てしまったの。「あの、予約してないんですけど入れますか?」ってね。それがフィルムを回している時にもあったので、撮影が台なしになってしまったわ。私は彼らに自己紹介して、「本物のシェフじゃないんです」と説明したわ(笑)」
Cheese_070926_07キャサリンさんは映画の中でもとても美しかったですが、今日もとてもお美しいですね。その美しさの秘訣を教えていただけますか?
■キャサリン「どうもありがとう(笑)。美しさというのは、見る側の主観的なものだとよく言われるけれど、私はその人物の内面の、幸福感や自信が外側に現れたものが美しさだと思うの。……変な意味に取らないでくださいね、私は結構、自分のことを気に入っています(笑)。そして愛する家族に囲まれ、幸せを感じています。「美しい」と言っていただけるなら、そういう部分が外側に現れているんじゃないかしら、と思います。やはり内面の“幸福感”は、見る人に落ち着きや余裕といった印象を与えるんじゃないかしら。
……それから私には、非常に優秀なヘアメイクさんたちがついているしね(笑)」
あなたにとっての「幸せのレシピ」は、何ですか?
■キャサリン「私には愛する夫と、ふたりの素晴らしい子供がいます。彼らのことを考えるだけで、いつだってとても幸せな気持ちになれるわ。
そうして自分が幸せだと、不思議なことに、まわりにも幸せな人たちが集まってくるのよね。そういう大事な人たちとの友情や愛情を育てていくこと、そして私の場合は旅行や映画の仕事など、好きなことをやること。そうすれば内面からハッピーになれるし、自分が幸せならまわりの人たちも幸せにすることが出来る、と思っています」
近寄りがたいほどの完璧な美貌から、クール・ビューティーなのかと思いきや! 時には大きな声で、身ぶり手ぶりを交えながら質問に答えてくださったキャサリン・ゼタ=ジョーンズさん。サービス精神たっぷりの、サバサバした気さくな方とお見受けしました。
それにしても、本当にエレガントでお美しいキャサリンさん。会見でのコメントにもありましたが、幸せな家庭生活がもたらす精神的な落ち着きが、美しさに磨きをかけているのは間違いなさそうです。
Cheese_070926_04
『幸せのレシピ』
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2007年9月29日
劇場:丸の内ピカデリー1ほか全国にて
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/noreservations/
■あらすじ
NYでも1、2の人気を誇る高級レストラン“22ブリーカー”。店の評判を支えているのは、完璧な料理を振る舞う女料理長ケイトだ。厨房でもプライベートでも隙のない彼女に、突然人生の転機が訪れる。たったひとりの肉親である姉が事故死し、9歳の姪ゾーイを引き取ることになったのだ。しかも数日の休暇後に仕事場に戻ってみると、彼女の聖域だった厨房には新たに雇われた副料理長ニックの姿が。今までの規則正しい生活が乱れ、ケイトは困惑するが……。
■プロフィール
Cheese_070926_05キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
1969年9月25日、イギリス・ウェールズ生まれ。15歳からロンドンの舞台に立ち、その後TVドラマなどに出演。98年『マスク・オブ・ゾロ』でアントニオ・バンデラス扮するゾロの相手役エレナを好演し、国際的な注目を集める。圧倒的な歌唱力も見せつけた02年の『シカゴ』で、アカデミー賞助演女優賞を受賞した。その他の出演作に『エントラップメント』『ターミナル』『オーシャンズ12』など。
取材・文:谷藤さおり



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