『クローズド・ノート』完成披露試写会 舞台挨拶

2007.09.11

今をときめく人気女優 沢尻エリカ&竹内結子 そろい踏み!『クローズド・ノート』完成披露試写会舞台挨拶
日時:9月10日
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
出席者:沢尻エリカ、竹内結子、黄川田将也、山口愛(子役)、行定勲(監督)
沢尻エリカ&竹内結子『クローズド・ノート』完成披露試写会 舞台挨拶
※写真後列左から 竹内結子、沢尻エリカ、黄川田将也、行定勲(監督)。前列左から2人目 山口愛(子役)。
前の住人が置き忘れた日記。思わずそれを開いてしまった時、主人公の運命が大きく動き出す……。『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督最新作『クローズド・ノート』の完成披露試写会が10日行われ、キャストらが舞台挨拶を行った。
行定監督は「沢尻エリカさんを日本アカデミー賞の授賞式で始めて見た時、その存在感に圧倒された。彼女で撮ってみたい、と思っていた」とラブコール。また本作では、その沢尻さんと竹内結子さんの豪華共演も大きな話題を呼んでいるが、「現場で一緒になったのは1日、2日だけ。しかも難しいシーンの撮影だったので、あまりお話もできませんでした」(竹内)と撮影秘話を明かした。
ちなみに本作のラストには、衝撃の展開が待ち受けるのだが……! キャスト陣が来場者に「ラストの秘密は胸の中にしまって、誰にも話さないで下さいね」とお願いする一幕もあった。


劇場公開より一足早く作品を見られるラッキーなお客さんの前に、行定勲監督とキャストが登場。さらに現在、カナダで次作の撮影中だという伊勢谷友介さんが、会場にビデオレターを届けてくれました。
■伊勢谷友介(ビデオレター)「この映画に参加させていただいて、僕自身の中ですごく新しい発見がありました。初めて自分の気持ちを、素直に表現できた作品だと思います。そう考えると僕は、監督と恋愛ごっこをしたような、不思議な気分になります。僕の心をつかんでいただいた監督に、本当に感謝しています。現場でのお心遣いも、ありがとうございました。
この作品は、純粋な気持ちで見ていただければ、とても心に響く部分がたくさんあると思います。特に、僕と同じような男性の方に見ていただきたいですね。よろしくお願いします」
行定勲監督、今のはまるで伊勢谷さんから監督へのラブコールでしたね。実際、伊勢谷さんにはどのような印象を持たれましたか?
Cheese_070930_12■行定勲監督「いや~、すごく手のかかる人でね(笑)。最初に話した時、彼は「つかみ所のない役ですよね」と言ったんです。実は今回の映画では、黄川田クンの役以外は、どの人もつかみどころがないんですよ。すごく普遍的な人物ばかりを描いているんで。
伊勢谷クンの場合も、画家ではあるけれど普遍的な人物を演じるにあたって、どうしたらいいんだろうね、と2人で話しあいました。「彼は誰にでも優しいけど、それは結局、誰にも優しくないってことと一緒だよね。そういう人間を演じて下さい」と言ったら、伊勢谷クンは「ああ~……」ってわかってくれました(笑)。多分、本人に近かったんじゃないかな。この作品ではそういう(冷たい)部分もありつつ、すごく人間味あふれる瞬間が彼の中に訪れる場面もあって。彼はすごくよくやってくれたな、と僕も感謝しています」
監督とは今回が初めてのお仕事になる、沢尻エリカさんの印象はいかがでしたか?
■監督「日本アカデミー賞の壇上で、初めて沢尻エリカさんの存在感を目の当たりにしたときから、「この人と1回仕事してみたいな」と思っていました。彼女と仕事することで、自分がやりたい仕事というのも同時に見えてくるんじゃないかな、と。
だから今回のオファーが来た時に、「主人公は沢尻さんにお願いしたいんですけど」と聞いて、原作小説を読む前に引き受けたんです。いつもは必ず原作を読んで、まずはその世界観が自分に適しているか検討するんですけどね。
実際に仕事してみて、彼女は非常に女優然とした女優さんだと思いました。演じる側にいながら、クリエイター側が見ている方向を一緒に見て、クリエイター側に立ってくれるんです。この作品ではすごく力になってもらったし、自分が思っている以上にいろんな表情を各シーンで見せてくれたと思います。それがこの作品の糧になっていますね」
そんな監督からのラブコールを受けた沢尻さん、監督にはどんな印象をお持ちですか?
Cheese_070930_13■沢尻エリカ「そうですね、今回の作品では、すべてを監督にお任せしていました。監督からのディレクションを私が受け止め、芝居の中で返して行くという、すごくフラットでフェアな関係が築けました。撮影中は毎日、やるべきことがすごく明確にわかっていたし、とてもやりやすい現場でした」
今回演じられた女子大生・香恵役については、どう思われますか?
■沢尻「この作品には、女性が恋をした時の仕草や表情の変化、純粋に人を思う気持ちが、すごく描かれているんですね。恋をしている香恵には、私自身も本当に共感できました。女性なら年代を問わず、私と同じように共感を覚えてもらえると思います」
続きまして監督、竹内結子さんについてお聞きしたいのですが。
■監督「今回、僕は初めて仕事する沢尻さんと対峙したかったんです。その分、まわりには僕が知っている、意志の疎通ができる人たちにいてほしかった。
そんな中、原作を読んでみて「ああ、この伊吹先生の役は、竹内結子さんが今やると、すごくいいんじゃないか」と思ったんです。作品を何本かやって来た中で、今の彼女には母性みたいなものをすごく感じるし、ちょうど女性としての岐路に立っている役を、巧みにやってもらえるんじゃないかな、と」
今、母性という言葉も出ましたが、今回の役で竹内さんはたくさんの子供たちと共演しましたね。ご感想をお聞かせ下さい。
Cheese_070930_14■竹内結子「私の出演シーンは、子供たちとワイワイやっている場面がほとんどだったのですが、本当に家族のように楽しく撮影できました。
撮影最終日に合唱シーンを撮影した後、子供たちが一列に並んで「ありごとうございました」って言って、ニコって笑ってくれて……。その時はもう伊吹先生と自分が重なって、泣きそうになってしまいました」
沢尻エリカさんとの共演はいかがでしたか?
■竹内「共演とは言っても撮影が一緒になったのは、わずかに2、3シーン、時間にして1~2日しかなかったんです。それもとてもデリケートなシーンだったので、緊張感を維持しなくてはならず、日常会話ができるような現場ではなかったんですね。なのでなかなか会話が弾まず……」
■沢尻「そうなんですよね、「はじめまして、どうも……」みたいな感じでしたよね(笑)」
■竹内「そうそう。後は「お弁当はお肉とお魚、どっちにしましたか?」ぐらいの会話で(笑)。すごく不思議でしたよね。
私たちの役は、ひとつの次元の中には成立しない2人だったので、セリフのやりとりも一切なく、見る側・見られる側という、そういうシチュエーションでの芝居でしたからね。先ほども「(映画の中で)会話をしてみたかったね」なんてお話していたんですけれど……。これからもよろしくお願いしますね(笑)」
次に、今回はとても特殊な役で出演された黄川田将也さんですが、まずは監督に黄川田さんの印象などをお聞きしたいのですが。
■監督「黄川田くんには、原作にも登場しないVシネマのスター役をやってもらいました。彼の出演シーンでは……大いに笑って欲しいですね。でも、意外と重要な役だぞ、っていう。本人も作品を見た後に、言ってたもんね。「俺って意外と重要でしたね」って(笑)。
『GO』のオーディションで最初に出会って以来、ずっと気になっていた男だったので、こうして一緒に仕事できてよかったです」
黄川田さん、撮影はいかがでしたか?
Cheese_070930_15■黄川田将也「(劇中劇のシーンでは)撮影の直前まで、セリフもわからなかったんですね。現場で監督に「こういう風に言って」と言われ、それに応える形で作ったんで……。けっこうキザなセリフも多かったんですけれど、演じる側が少しでも「恥ずかしい」と思ってしまったら、画自体が恥ずかしくなってしまうので、監督が頭の中で描いている「夏目涼」を一生懸命演じよう、と思ってやりました」
最後のフォトセッションでは、衣装の制服姿の子供たちが登場! たくさんのお客さんとカメラを前に、ガチガチに緊張していた少年を、竹内結子さんがフォローする微笑ましい場面も。この撮影で、竹内さんと子供たちとの間に確かな絆が築けていた様子が伝わってきました。
また竹内結子さんは、この日の来場者に「これから映画をご覧になるお客さんのために、出来れば結末は胸にしまったまま、映画館を出て下さい」とお願い。その“真意”を確認するために、ぜひ劇場に足を運んでみて下さい!
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『クローズド・ノート』
配給:東宝
公開:2007年9月29日
劇場:全国東宝系にて
公式HP:http://closed-note.com/
■あらすじ
小学校の先生を目指す大学生・香恵は、母親が再婚したため初めての1人暮らしを始める。そんなある日、香恵はバイト先の万年筆屋にやってきたイラストレーター・石飛リュウに恋をする。彼は引っ越しの日に、香恵の部屋を見上げていた男だった。片思いの寂しさを持て余した彼女は、いけないと思いつつ前の住人が忘れていったノートを開く。それは小学校の新任教師・伊吹先生が生徒達との日々と、再会した“隆”への恋の悩みを綴った日記だった……。
■プロフィール
Cheese_070930_17沢尻エリカ
1986年4月8日、東京都生まれ。
2005年、ヒロインをつとめた『パッチギ!』(井筒和幸監督)で第29回日本アカデミー賞を始め、数々の新人俳優賞を総ナメにする。また同年、テレビドラマ「1リットルの涙」でも主人公を演じ、お茶の間の話題を独占した。以後、映画、テレビドラマ、CMなど幅広いフィールドで活躍。人気・実力を兼ね揃え、今もっとも注目される女優の1人となった。主な出演作に『シュガー&スパイス~風味絶佳~』『手紙』など。
取材・文:谷藤さおり



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