『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』長澤まさみ インタビュー

2008.05.08

出席者:長澤まさみ
『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』長澤まさみ インタビュー
黒澤明の名作が、全く新しい痛快無比のストーリーで甦った『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』。滅ぼされた自国の再興のため、男装に身を包み同盟国へと逃亡を計る雪姫を演じたのは、映画、ドラマと引っ張りだこの売れっ子女優、長澤まさみ。共演者や撮影の苦労話などを語ってくれた。


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映画を見ての感想は?
■長澤まさみ(以下、長澤):「とても不安だったのですが、面白かったですし、みんなかっこよくて良い映画だなと思いました。アクションがあって、ワクワク、ドキドキして、なおかつ夢がある作品が、日本映画にはあまりなかったと思います。洋画を見終わった時と同じ興奮を味わえるのが、本作の魅力だと思います。それ程日本映画を見ていないので、多くは語れないのですが、アドレナリンが出る映画です」
出演が決まった時の感想は?
■長澤:「かっこ良く演じたいと思いました。スピード感があって飽きない作品だと思ったのですが、あまりにも展開が速いので、演じられるかちょっと心配でした。でも、作品と役が一体化していたので、何の迷いも無く演じることが出来ました」
演じた雪姫について
■長澤:「強さと弱さを半分ずつ持っています。自分の知らない世界を知ろうとする、器が大きくて、広い心を持った強い女性ですね。主君として生きていく覚悟も持ち合わせた肝の据わった人です」
演じるに際して気をつけたところは?
■長澤:「撮影に入る前に、雪姫の生い立ちが書かれた紙をもらいました。それが雪姫の気持ちを捉えるのにとても役立ちました」
松本潤について
■長澤:「自分に厳しくて、ストイックな方でした。お芝居が大好きだということが、傍にいて感じました。妥協が無くて常に全力投球です。学ぶところが多かったですね」
宮川大輔について
■長澤:「宮川さんもお芝居が大好きですね。一生懸命で、一緒に作ろう!という気持ちが伝わってきました。アドバイスをくれたりもしました。なによりも“熱い人”だと思いました」
阿部寛について
■長澤:「阿部さんとお芝居の話をしたことがなかったのですが、今回、お話しする機会がありました。阿部さんは大人ぶらずに、対等に接して下さいました。演技に対して常に真摯に向き合っている方で、一緒に演技をしていて楽しかったです」
樋口監督について
■長澤:「樋口監督は夜でも昼間のシーンを撮れちゃうんです。“やった!早く帰れる!”と思っていたら、夜でも大きなライトを使って撮影をしてしまう。“昼も夜もなくなってしまうのでは?”と、今後のことを案じて、ちょっとショックを受けたのですが、演じる側としては、良い点もあります。お芝居は感情の持って行き方で成り立っている部分が多いと思うのですが、感情が昂って、“今だ!”という時に撮影が終了してしまうこともあります。でもこれなら昼夜を問わず撮影できるので、そういう心配はなくなりますから」
撮影について
■長澤:「寒かったですね。あまり寒い寒い言うのも良くないですが、私が登場する滝のシーンは、本当に寒くて死ぬかと思いました(笑)。時代劇は自然との闘いだと痛感しました。そして、冬に撮るものでもないと思いました(笑)」
印象に残っているシーンは?
■長澤:「関所のシーンですね。ちょっとコメディぽいところもありつつ、時代劇然としていて、この作品らしいなと思います」
メッセージをお願いします
■長澤:「世代を問わずたくさんの方に楽しんでもらえる作品だと思います。是非、映画館でご覧下さい」
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『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』
配給:東宝
公開:2008年5月10日
劇場情報:日劇2ほか全国にてロードショー
公式HP: http://www.kakushi-toride.jp/
©2008『隠し砦の三悪人』製作委員会
あらすじ
戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫の行方を追って山名軍が躍起になっていた。そんな中、金掘り師の武蔵ときこりの新八は、偶然、秋月の隠し金を見つける。が、突如現れた真壁六郎太と名のる男とその弟に捕えられ、金も奪われてしまう。金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのだった。



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